別府溝部学園と別府大学で学園祭

別府溝部学園学園祭では、オープニングで
「琴ウェルフェアーズ」による
大正琴の演奏があった
別府大学学園祭(繚垣祭)のオープニングで
書道パフォーマンスをした
「SHOのあそび研究会」

 別府溝部学園(溝部仁理事長)と別府大学(二宮滋夫理事長)で1、2日、学園祭が開催され、多くの人で盛り上がった。

「いろどりスイミー」テーマに溝部学園

 別府溝部学園では「ALL溝部学園祭」を開催した。昨年からこれまで、それぞれで文化祭を開催していたが、今年もひめやま幼稚園、別府溝部学園高校、別府溝部学園短期大学、大分県歯科技術専門学校、児童発達支援センターひめやまの5部門が一緒に実施した。テーマは「いろどりスイミー」。
 1日は体育館で、総合開会式を実施。開式のことばを、小池美穂生徒会長が述べた。
 溝部佳子副理事長が「今年は昨年と比べてすごく頑張ってくれていて嬉しく思います。皆さんが主体的に自主的に取り組んできました。短大は多くの留学生がいて、それぞれの国や文化、宗教など背負っている社会情勢が違います。違いと思わず『いろどり』と捉えることだと思います」などとあいさつした。続いて、短期大学と大分県歯科技術専門学校を代表して、伊達あゆみ短期大学姫山会会長、高校の小池生徒会長があいさつした。
 介護福祉学科が大正琴を演奏し、高校有志がトーンチャイム演奏で幕を開けた。
 引き続き、短大有志によるステージ、仮装コンテストなどで盛り上がった。当日販売店舗として▽ライフデザイン総合学科▽幼児教育学科▽介護福祉学科▽食物栄養学科▽歯科―があり、来場者の胃袋も満たした。2日は、ひめやま幼稚園のマーチング、高校や短大の有志によるステージなどがあり、盛り上がった。

「連綿の晧月」をテーマに別府大学

 別府大学の第80回繚垣祭は、同大学別府石垣キャンパス内の体育館や中庭特設ステージなどで開催。
 今回のテーマは「連綿の皓月~れんめんのこうげつ~」。今までの学園祭の伝統や現在に受け継がれてきた想いを未来へと繋ぎ、その積み重ねが一つとなって今を明るく照らすという意味が込められている。
 山﨑陽実行委員長が「歴史ある学園祭に、新たな風を吹き込みつつ、伝統を受け継ぐ姿勢を大切にしながら、実行委員一同が精一杯準備を進めてまいりました。来場した皆さん居は、学園の持つ温かさと活気、そして学生たちの情熱を存分に感じていただければ幸いです」とあいさつし、同祭がスタートした。
 はじめに中庭ステージで「SHOのあそび研究会」による書道パフォーマンスがあった。その後は▽各サークル紹介▽演劇▽FRC・器楽部合同LIVE▽沖縄エイサー団演舞▽ベストペアコンテスト▽激メロ♡仮装大会♡―が行われた。模擬店として▽フットボールサークル(フライドポテト、フランクフルト)▽天文部(焼き鳥)▽バドミントン(チョコバナナ)―などの飲食関係、外部模擬店としてプルニマ、アルバハウスたけのこ、オリーブなどが並んで、来場者はお気に入りの味を探した。教室展示・研究会発表では▽なごみ前広場=居合道部(居合体験、新聞切り、おみくじ、占い)▽18号館=BVNGOレトロ散策会(お化け屋敷)など▽34号館=写真部(写真展示、カレンダー販売、スマホの壁紙販売)など―が行った。
 2日目の2日も、ステージ発表、模擬店、教室展示・研究会発表などで盛り上がった。