
明豊高校看護科は「第23回戴帽式」を6日午後2時、同校体育館で行い、26人が出席した。
式では、国歌斉唱後、戴帽の儀では真新しいナースキャップを着用、ナイチンゲール像から聖火を手にした生徒たちが「灯火によせて」として一人ひとり決意を述べた。
続いて、岩武茂代校長が「ナイチンゲールは『あなた方は、進歩しつづけない限りは、退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。2年目も3年目も、またあなたの生涯を通して、この最初の1年に築いた基礎の上に経って、自分を訓練し続けなければなりません』という言葉を残しています。うまくいかないとき、辞めたくなったときには、この言葉を思い出してほしい名言です。ウィークポイントや苦手意識は前に進むことによって、払拭できることだと思います。知識、技術、心を磨き、愛と信念を持った看護師になることを心より願っています」と式辞を述べ、来賓の寺岡悌二別府市教育長が祝辞を述べた。
3年生を代表して木﨑穂音花さんがお祝いの言葉、2年生を代表して山田結愛花さんが答辞をそれぞれ述べた。
ナイチンゲールへの献花を、岩武校長、小城崇宜・明豊高校保護者会長、後藤明文・明豊高校同窓会長、保護者代表の中野久美子さん、看護科1年代表の山田亜耶さんら多くの学校関係者が次々と行った。
最後に、校歌を斉唱、26人は来年2月末から実習を行う。
