ミス別府の林さんが一日消防長

林さんが岩田副市長から一日消防長を委嘱された
市消防本部駐車場で服装点検をする林一日消防長

 令和7年秋季全国火災予防運動(15日まで)の一環で13日午前9時、ミス別府の林子瑄(リン・ツーシュエン)さん(21)が一日消防長に委嘱された。朝から雨天だったため、幼稚園・保育園児の街頭啓発および激励は中止となった。
 委嘱式は、別府市役所市長応接室で行われ、岩田弘副市長(市長代理)が林さんに委嘱状を手渡し、「一日消防長」のたすきをかけた。
 岩田副市長は「この時季からは空気が乾燥し、火災の起こりやすい気象状況が続きます。市民の皆さまに火災予防の意識を持っていただくとともに、火災発生が無くなることを願うばかりです。本日は、あいにくの雨となり保育園児の啓発活動は中止となりましたが、林さんには一日消防長として、火災予防の啓発活動をお願いします」とあいさつ。
 記念撮影後、市消防本部に移動し、市消防署員の通常点検として服装点検などを行った後、市内の防火広報パトロールに出発した。
 パトロール終了後、はしご車の試乗を行い、全伸長(35㍍)の高さを体験した。
 林一日消防長は「一日消防長としての責任と、今まで以上に市民の皆さんと一緒に火の元を十分に注意しようと感じています。市民の皆さんも、自宅に消火器を置いて、火の取り扱いには注意してほしいです。私は火を使って料理をしているときは、その場から離れないようにしています。またストーブの近くに燃えやすい物を置かないようにしています」と述べた。