
別府ONSENアカデミア2025(実行委員会主催)が16日午後1時、ビーコンプラザで開催された。
研究発表では、名倉由桂一般財団法人温泉水振興協会代表理事が「飲泉でととのう別府温泉リトリート」、山川弓香株式会社ポーラブランドクリエイティブ部美容サービス開発チーム美容スペシャリスト・薬剤師・温泉ソムリエが「別府温泉の美肌分析から新提案!~温泉を中心にした美肌磨き~」、山崎聡社会医療法人雪の聖母会聖マリア病院血液内科主任医長が「温泉療法で拓く血圧・睡眠と長寿」、矢島潤平別府大学教授が「温泉入浴と強炭酸水摂取によるリラクゼーション効果」、松田貴雄独立行政法人国立病院機構西別府病院スポーツ医学センター長が「なぜあつ湯が廃れないのか」、株式会社バスクリン製品開発部有用性評価グループの中村光李さんが「別府温泉水を用いた足浴の効果について」、馬奈木俊介九州大学教授が「個人の腸内環境タイプに基づいた個人レコメンドシステム構築へ」と題して、それぞれ説明。
漫画「テルマエ・ロマエ」の作者であるヤマザキ マリさんが「古代ローマ千年の繁栄と温泉」と題して講演した。「温泉が大好きで、別府にも何度も来ています。アカデミアは古代ローマでも使われていたので、きっと現代にいれば参加したいと思う。現代のヨーロッパ人とは違う。子どもの頃から銭湯などに入っていて、風呂に入れない生活はストレスがたまる。ルシウスは、私の憧れ」とし、「テルマエ・ロマエ」が生まれた背景について話した。また、トークセッションもあり、ヤマザキさんと長野恭紘別府市長が別府温泉の魅力について話をした。長野市長は、温泉まつりのフロマラソンを紹介。ヤマザキさんは「参加したい」と述べた。
