
別府市美術館の円滑な運営および事業の充実を図ることを目的とした「別府市美術館運営委員会委嘱式」と「令和7年度第1回別府市美術館運営協議会」が12日午後1時、同美術館1階研修室で開催された。
委嘱式では、新原克哉前小学校長会長、亀川義徳前中学校長会長の退任を受けて寺岡悌二別府市教育長が安部恵別府市小学校長会長(大平山小学校長)、北村俊雄別府市中学校長会長(青山中学校長)に委嘱状を手渡した。
寺岡教育長が「運営協議会も2年目を迎えます。美術館も檜垣館長を中心に充実発展を目指している。先月も初代協議会長の故・荒金大琳先生の追悼展も行いました。先生の在りし日の姿や作品をしのびながら追悼させていただきました。美術館は文化芸術の拠点になる大事な施設。来年は図書館が新設され、今後はますます美術館と図書館の連携が必要になってきます」、委嘱状を受け取った安部会長、北村会長、事務局の津川文隆社会教育課長、姫野淳子同課長補佐兼文化財係長がそれぞれあいさつした。
令和7年度第1回別府市美術館運営協議会では、別府市社会教育委員で大分香りの博物館長の髙橋一成さんが会長に再任された。髙橋会長は「博物館と美術館は、通じるところがあります。各立場からいろんなご意見をもらいながら、美術館がより素晴らしくなるよう務めていきたいと思います」とあいさつ。
今年度の美術館事業計画と収集方針案、寄贈美術品の受け入れなどが事務局から提案され、質疑応答後、承認された。報告事項として▽美術館施設の拡充・改修について―があった。
協議会委員は、次のとおり。
▽別府市美術協会=檜垣正喜副会長▽学識経験者=友永尚子・元大分県立美術館学芸員、髙橋一成別府市社会教育委員(大分香りの博物館長)▽学校関係者=安部恵別府市小学校長会長(大平山小学校長)、北村俊雄別府市中学校長会長(青山中学校長)▽文化芸術関係者=中村恭子BEPPUPROJECT代表理事、宮坂美穂別府市竹細工伝統産業会館長
