
別府市芸能連盟(楳若勧女理事長)は「第20回べっぷ芸能花舞台」を15日午前10時30分、別府市中央公会堂で開催し、多くの市民や関係者が来場した。別府市、別府商工会議所、別府市観光協会、別府市教育委員会、今日新聞社が後援。
開会にあたり楳若理事長が「第16回から、神信子前別府市芸能連盟理事長より受け継ぎ、節目となる20回を開催する運びとなりました。舞いには、四季折々の自然の中から曲が生まれ、様々な物語も生まれ、それらを舞踊曲に取り入れたり、民謡は、昔の人々の暮らしの中から誕生した豊かな生活感あふれる舞台を創り上げています」とあいさつし、第1部は瀬滝扇会の「古城の舞」がオープニングを飾り、勧景乃会の「春夏秋冬屋形船」、寿扇会の「南部茶屋福し」、筑紫会の「言問情話」など17演目、第2部は勧女乃会の「梅川忠兵衛~それは恋~」、松丘会の「情」、豊茂会の「富士」、豊舞会の「さくら月夜」など17演目、第3部は会主コーナーとして8社中の会主が舞った。
会場は1曲終わるごとに、大きな拍手が送られた。
1部の途中に到着した長野恭紘別府市長が「文化、芸術、さまざまな社会教育の面で別府市は、近年大きく動かしてきました。別府公園周辺は新図書館が完成し来年3月には開館します。ハードも大事、そして文化芸術というソフトも大事です。これからも文化芸術芸能の世界でも『別府市はすごいな』と思われるような別府市を作っていきたいなと思います」とあいさつした。
