みょうばん「湯の里」でマルシェ開く

創業3百年祭を迎える、みょうばん「湯の里」

 創業300年を迎えたみょうばん湯の里(別府市明礬温泉6組 飯倉里美代表)が29日午前11時から、おおいた老舗マルシェを行う。午後5時まで。同施設内で創業100年を超える企業11社がブースを連ねて自慢の物品、食品を販売、紹介、お酒の試飲、飲食もできる。入場、駐車場無料。
 湯の里300年祭関連のイベントとして、注目されている。当日は観光客はもとより、地元市民も歓迎で大分県産のブランドの歴史を感じる事ができそうだ。
 また、午後2時からは、当主対談と銘打ったトークショーが行われ、地元産品をアピールするとともに老舗を守りぬく経営論が語られる。湯の里飯倉代表と出店企業の久家本店代表、安永醸造代表が参加する。
 「大分銀行さんのご後援をいただいて、県内11社の企業様がお集まりいただいた事に感謝しております。先代の遺志を継ぎ守りぬいてきたこれまでの歴史を皆様と共有できたら幸いです。市民の皆様には日頃から大変、お世話になっております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。」と飯倉代表は話している。
 マルシェ参加の企業は次のとおり。久家本店、フンドーキン醤油、八鹿酒造、太田旗店、姫野一郎商店、安永醸造、田中醤油店、ひょうたん温泉、鶴亀海苔、やせうま本舗。