
委嘱状が手渡された
別府市の再任民生委員・児童委員の委嘱状伝達式が2日午後2時半、市公会堂で行われた。民生委員・児童委員184人、主任児童委員19人が再任された。
長野恭紘別府市長が、17地区の代表者に委嘱状を伝達し「地域で中核となって福祉を担ってくれているのは分かっていることですが、全国的にもなり手がいないことが課題となる中で、使命感に燃えてもらい、再任となりました。地域の絆が希薄になっている昨今ですが、新しく別府に移ってくれる人は多いが、地域の集まりや自治会に加入してくれないという現状がある。佐賀関で大規模な火災が起き、別府市も入浴支援を行っているが、そういう時にも、地域の人同士の顔が見える、緊急時にはどういう支援が必要かを事前に調べておかないと命は救えないという話も聞く。住んでいる人の安全、安心が皆さんによって確保されていると思う」とあいさつ。
再任された民生委員・児童委員を代表して、高橋洋明氏が「私たちが携っている地域福祉は複雑、多様化し、民生委員・児童委員への期待は高まっています。これからも、地域住民の生活と直接関わりあいを持ちながら活動し、法の精神にのっとり、求められる様々な役割に積極的に取り組み、地域福祉の推進役として努力していきます」と決意表明をした。
引き続き、市民生委員児童委員協議会の臨時総会が開かれ、会長に高橋氏、副会長に倉田房子氏、後藤正己氏、日高清志氏、会計に釘宮イツ子氏を選任した。
