
お金のトラブルについて話をした
大分県信用金庫協会(大分みらい信用金庫、大分信用金庫、日田信用金庫)は、小中学生を対象にした「金融経済教育セミナー」を大分市、別府市、日田市で開催する。
地域貢献活動の一環として、会員の営業地域で金融経済教育推進機構(JーFLEC)の講師による出張授業を行い、次世代の健全な金銭感覚育成を目的としている。
大分みらい信金は、2日午後1時40分、別府市立山の手小学校の4年生約90人を対象に実施。講師は衛藤千江美さんで、テーマは「お小遣いから学ぶお金の話」。衛藤さんが「買い物をする時、必要なものから買うか、欲しいものから買うか」と問いかけると、子どもたちは「欲しいものから」「必要なものから」と意見が分かれた。衛藤さんは「予算内で買い物をする時、欲しいものから買ってしまうと、必要なものが買えなくなるということは、よくあること。『私は大丈夫』と思っていても、そうなる。順番をつけて、買い物をしましょう」とした。
また、お小遣い帳をつけることで、買い物を振り返ることが出来て、無駄づかいを減らすことができることを説明。オンラインゲームの課金などについても注意。「携帯で払っていると実感がないかもしれないが、それも払わないといけない。払うのは、お父さんやお母さん」とし、トラブルを防止するためにも、課金する時は、許可をとるようにすることなどと話した。
