令和7年第4回別府市議会定例会

日名子敦子市議が上程議案に対して質疑

 令和7年第4回別府市議会定例会が5日午前10時、再開されて議案質疑を日名子敦子議員(自民新政会)、小野佳子議員(公明党)、加藤信康議員(市民クラブ)、森裕二議員(ビーワンべっぷ)、石田強議員(日本維新の会)、塩手悠太議員(有志の会)が行った。議案質疑終了後、上程中の全議案を各委員会に付託した。
 ▽日名子議員が「美術館施設整備に要する経費の追加額」について質問。
 津川文隆社会教育課長が「1階の既存空調室の空いたスペース75平方㍍を活用して、作品の収蔵庫に改造します。美術品の修三に関しては、温度や湿度の管理が必要となりますので、その機能を追加して美術品の収蔵に耐えうるようにします」と答えた。
 そのほか、別府市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正などについて質問した。
 ▽小野議員が「別府市火災予防条例の一部改正」について質問。
 此本康秀別府市消防本部予防課長が「焚き火の報告の範囲は、市内全域の屋外が対象。届け出の内容は、大分消防指令センターと情報を共有しており、発煙を伴う行為に対して、市民から火災の疑いとして119番通報を受けた際、行為者にいち早く連絡をし、状況を把握するとしている」と答えた。
 そのほか、別府市営合葬墓の設置及び管理に関する条例の制定などについて質問した。
 ▽加藤議員が「令和7年度別府市競輪事業会計補正予算」について質問。
 松島俊樹公営事業局総務課長が「ポータルサイトの内訳として、広告宣伝等の投票ポータルサイト活性化事業、資金送金などの輸送サービスのシステム運用費、問い合わせ対応の経費を計上しています」と答えた。
 そのほか、別府競輪市民広場の設置及び管理に関する条例の一部改正などについて質問した。
 ▽森議員が「住居表示の実施に伴う関係条例の整備に関する条例の制定」について質問。
 清末妙政策企画課長が「町名が変わる町は3町。南立石1区は南立石中津留町、同2区は南立石公園町、山の手町は、山の手町と一部が新町となります」と答えた。
 そのほか、別府市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正などについて質問した。
 ▽石田議員が「令和7年度別府市競輪事業会計補正予算」について質問。
 松本弘次副局長(事業開発担当)兼デジタル推進課長事務取扱が「ポータルサイトのシステム構築は、現在テスト開発中であり、予定通り順調に進んでいます。中央システムとの連携テストが終われば、3月に発売開始ができる見込み。ブランド認知に注力する」と答えた。
 ▽塩手議員が「公の施設を他の普通地方公共団体の住民の利用に供することに関する協議」について質問。
 稲尾隆次長兼図書館共創交流局長が「対象施設の範囲は、図書館とこもれびパーク全体です。公共施設の相互利用の促進は、別府市を含む7市1町の連携協約に基づくもので、対象施設の相互利用を開始する際は、各自治体の判断により調整する」と答えた。
 そのほか、特別職の常勤職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について質問した。