
次々と積み込まれていった

分野ごとに図書を入れていった
別府市立図書館は、3日から現在の千代町から別府市役所西側の別府公園文化ゾーンに建設された新図書館への移転作業を開始。4日にメディアに作業の様子を公開した。約20万冊の蔵書を2週間かけて移動させる。
千代町の図書館では、棚ごとに本をブックトラック(図書を運ぶための台車)に移動させ、ブックトラックごとトラックに積み込んでいった。移転先でスムーズに積み下ろしができるように考えて、順番に運んだ。
また、新図書館では自動貸出機・返却機を導入するため本にタグをつける作業や紙芝居をプラスチックケースに移してバーコードを張り替える作業など、図書館職員が手作業で行っている。全ての本につけるため、作業量は膨大だが、開館中も少しずつ進めてほぼ終わっているという。
新しい図書館では、運ばれてきたブックトラックを分野ごとの棚に移し替える作業が着々と進んでいる。図書を移動させるだけではなく、図書の整理や設備の点検など、移転作業にはまだまだやるべきことが多い。来年3月のオープンに向けて、急ピッチで作業が行われている。
