
令和7年度「人権の花」運動感謝状贈呈式が4日午前8時20分、運動に取り組んだ市立南立石小学校(黒木寿一校長、333人)で行われた。
「人権の花」運動は、子どもたちが協力をして花を育てることで、生命の尊さや思いやりの心などの人権尊重の意識を育むことを目的に実施されている。
今年度は、南立石小学校で6月に指定書交付式が行われ、子どもたちはヒマワリ、ポーチュラカ、マリーゴールド、サルビアを植えて猛暑の中、水やりなどをして花を咲かせた。
生徒を代表して、鹿子木結彩児童会長が「はじめは花と人権はどんな繋がりがあるのかなと思っていましたが、みんなで一緒に花を植えたり、水をあげたりすることが優しい心を育てることにつながると感じました。花を見ると、穏やかな気持ちになれます。人権の花運動で学校に花がたくさんあふれて、みんなの中にも優しい心があふれたと思いました。これからも、学校のみんなの心の中に人権の花を咲かせ続けたいと思います」と感想を述べた。
大分人権擁護委員協議会別府地区会の田口幸代さんが「今年は暑い日が続きましたが、一生懸命、枯れないようにお世話をしてくれて、キレイな花が咲きました。花を育てた優しい心を、お友達やみんなに向けてくれたらと思います」とあいさつ。
田辺裕別府市市民福祉部長から感謝状が手渡され、別府地区会などから記念品がプレゼントされた。
