

大分県立別府鶴見丘高校PTA(西貴之会長)は「点取りカレーで3年生を激励する会」を6日午後0時15分、同校体育館で実施した。からあげをトッピングした手作りカレーライスを食べて、共通テストの点数を取り頑張ってもらおうとの趣旨で、今回で13回目。
3年生約240人を前に、西会長が「これで同じ釜の飯を食う仲間。少しでも心と体をリラックスしてもらえればと、朝から頑張ってくれた保護者の皆さんにも感謝します。目標達成に向けて、頑張ってほしい」。
江藤陽二校長は「生徒は、保護者の心遣いを心に刻み、目標に向けて頑張ってくれると思います。夏を制する者は受験を制すると頑張ってきたとおもいますが、冬の1カ月は夏の3カ月に匹敵するという言葉もあります。気持ちを引き締め、目標達成につなげてもらいたい」とそれぞれあいさつ。
生徒を代表して、今村武巳さん(18)が「受験も大詰め。温かい食事などで応援してほしい。ありがとうございます」と述べ、みんなで「いただきます」をしてから、各クラスのカレーをもらった。
点取りカレーとともに、ミニカイロもプレゼントされた。生徒は、クラスや仲の良い友人と輪になって、一口食べて「美味しい」と笑顔で食べていた。おかわりは、自分のクラスと別のクラスのものを食べるなど、美味しく味わった。
