別府市仏教連合会が義援金も

市民からの浄財を社会福祉に
役立ててほしいと寄付した

 別府市仏教連合会(長山憲隆会長)は、18日午前9時半、「歳末たすけあい托鉢」の浄財を市社会福祉協議会に30万円、歳末たすけあい募金に20万円を寄付。また、大分市の佐賀関大規模火災への義援金2万円を寄託した。
 「歳末たすけあい托鉢」は1日から5日にかけて行われ、市民から浄財が寄せられた。社協へは昭和59年から、共同募金には昭和61年から寄付を続け、合わせて累計は2082万6221円にのぼる。
 贈呈式には、髙橋護副会長(浄土真宗本願寺派西念寺)、河野景光理事(真言宗醍醐派八坂寺)、佐藤公昭理事(高野山真言宗高野寺)、藤田修弘青年会長(高野山真言宗宗園院)が出席。髙橋副会長が「托鉢により、市民の皆さまからいただいた浄財です。役立ててください」とあいさつし、釜堀秀樹常務理事に手渡した。
 釜堀常務は「市民の一人ひとりの心がこもった浄財をいただき、ありがとうございます。困っている人たちに行きわたるように使い道を考えていきたい」とお礼を述べた。