アーティストバーを開催

作品や活動について話す
岩根愛さん(手前)、三宅感さん

 特別な週末の夜にだけオープンする、アーティストがホストを務めるバータイム「HAJIMARI Beppu ARTIST BAR vol・38 岩根愛 三宅感」を19日午後6時から同9時30分、千代町のHAJIMARI Beppu1階「HAJIMARI LOUNGE」で開催し、30人以上が参加した。NPO法人BEPPU PROJECTが協力。
 岩根さんは、1996年より写真家として活動を開始、2006年よりハワイにおける日本文化に関心を深め、11年以降は福島とアメリカをつなぐ移民史をテーマに取材を続けている。
 三宅さんは、美術作家。紙粘土と発泡スチロールで巨大壁画を制作し、2016年に岡本太郎賞大賞を受賞。その他、彫刻、絵画、絵本、仮装、映像、パフォーマンスなど、表現方法は多岐にわたっている。
 初めに岩根さんが写真集やドキュメンタリー映画「盆唄」の制作の話や、ハワイや福島での活動について興味深い話があった。
 三宅さんは、多摩美術大学在学中の話や、これまで制作してきたユニークな映像作品や彫刻作品、仮装やパフォーマンスについて紹介。三宅さんの表現への柔軟な向き合い方や発想の広がりを話した。
 トーク終了後、ホストの岩根さん、三宅さんと参加者が作品や活動について語り合った。