令和7年度は46人が退任

長野市長が退任する
民生委員・児童委員に花をプレゼント

 別府市の民生委員・児童委員の令和7年度退任式が23日午後2時、市社会福祉会館で行われた。今年度は46人が退任した。
 退任者のうち6年以上務めた人37人に厚生労働大臣感謝状が、退任する46人全員に別府市長感謝状がそれぞれ代表者に長野恭紘別府市長から手渡された。長野市長は「長きにわたって、地域福祉の発展・増進のため、昼夜を分かたず職責を全うしてくれました。長い人は20年以上の人もいて、この10年で地域の人が抱える課題や社会の抱える課題も変わってきたと感じています。地域の人にとっても、皆さんの存在が力になったと思います。これからは、地域住民の1人として、後進の育成などにも応じてもらいたい」とあいさつ。
 高橋洋明市民生委員児童委員協議会長が「長い間、お疲れ様でした。皆さんから託されたバトンは、新任の委員に受け継がれ、さらに発展させていくと思います。地域のため、これまでの経験を活かし、ご協力をいただきたい」と述べた。
 退任民生委員を代表して、荒金薫さん(上人地区)が「在任中は、委員の皆さんと苦労を分かち合い、励まし合いながら、地域福祉の向上に貢献できたことは、終生忘れ得ぬ思い出です。ご指導をいただいた皆さんに心からお礼を申し上げます。今後も、心豊かな地域社会を子や孫に引き継ぐため、これまでの経験を様々な機会にいかしていきたい」とお礼を述べた。
 式終了後、長野市長が一人ひとりに花を渡して見送り。市民生委員児童委員の役員も出口まで並んで立ち、これまでの労苦を労った。