別府大学の防災セミナーに16人

パッククッキングを実践する参加者

 別府大学食物栄養学科は「“もしも”に備える、みんなで学ぶ防災セミナー災害時の食について知る・作る」を20日午前11時30分、同大学35号館調理実習室で実施し、別府市内外から12人、別府市防災危機管理課職員4人の計16人が参加した。
 講師は同学科の中村弘幸准教授(管理栄養士)が務めた。
 中村准教授が2016年に起きた熊本・大分地震で飲料水が不足した状況を説明した。
 災害時の衛生面のポイントとして▽作業前の手洗いの徹底▽配給する食品の消費期限の確認▽諸良品は冷暗所など、適切な温度管理のもと保管▽下痢や嘔吐などがある場合は食事担当しない。調理する場合の留意点は▽食べ物に手で直接触れない▽調理用ボウルや皿はラップを敷くなど、できるだけ汚さない工夫をする▽加熱が必要な食品は、中までしっかりと熱を通す▽使用した調理器具などはできるだけ洗浄し、清潔を保つ―を挙げた。
災害時に伴う食や栄養に関する問題、水分補給の重要性を説明した。
 「パッククッキング」では、注意点として▽袋の空気をしっかり抜く▽袋の結び目は、上の方で結ぶ▽袋いっぱいに食材を入れない―などを説明し、「3㍑の水しか使えない」という条件で、米を炊いたり、キーマカレーやツナとキャベツのスープ、トマトソースパスタを作った。またアルファ化米と備蓄用保存パンの試食もあった。