大分みらい信金本店で展示

ポスターを提供した井上さんは
「みんなに楽しんでほしい」と話した

 南立石でファンシー洋装店を営む、井上美知子さん(77)が保管する昭和の映画ポスター展が、大分みらい信用金庫本店のギャラリーと店内で行われている。80枚をかえながら、2月13日まで展示する。
 井上さんが嫁いだ先が、楠銀天街の角地で土産物屋と洋装店「村上商店」を営んでいて、映画館から頼まれて映画ポスターを貼っていたという。昭和53年にソルパセオ銀座に移転する際に、地下室から大量の映画ポスターが出てきた。1つずつ丸められてていねいに保管されていたという。
 その後、取り引きがあったみらい信金南支店の声かけで、はじめてポスター展をした。昭和の映画スターが載ったポスターは好評で、その後、もう1度展示をした。現在、南支店が建て替えのために本店に入っている縁で、今回、展示を行うことになった。
 1958年のものを中心に、市川雷蔵や川口浩、大川橋蔵、司葉子、船越英二、若い頃の里見浩太朗など、数多くのスターが出演した青春映画や時代劇など、様々なジャンルのポスターが飾られている。料金や上映期間など、当時の様子を知ることが出来る貴重なポスターばかり。井上さんは「再び多くの人に見てもらえて、先代も喜んでいると思います。ポスター展を通じて、私もルーツを探る機会になった。当時のことを知っている人には懐かしんでもらい、別府のためになれば。見る人の活力になればと思います」と話した。
 ギャラリーは駅前通りに面しているため、多くの歩行者の目に触れる。年配の人は懐かしそうに眺め、若い人も「すごい昭和だ」と言いながら見ている姿がみられた。