「そのうち高い要求や譲歩を求められる」「あまりに迎合的」「トランプ氏とのハグは目にあまる…!」日米首脳会談にTVは憂慮と悲観論に抱かれ、高市首相出迎えシーンのハグは「品性を疑う」とこれまたいつまでたっても同じ論調。
ホワイトハウス前のハグは、この奈良県出身の関西のオバちゃんが、大国アメリカの暴れん坊を抱きかかえ、スッポリとその懐にとじ込めた。
「世界の平和と繁栄はドナルド、あなたしか出来ない」の一声で心をワシづかみ。
まるで、ダダッ子の失敗を戒め、言う事を聞かせようとする母親のように――▽自衛隊は憲法上派遣は出来ない。▽現在の法のもとでヤレる事を徹底的に検証する。▽アラスカ油田の原油を備蓄用として輸入する。▽11兆円の投資は小型原子力発電開発のために提供する米国への投資。▽レアナースの採掘や製品化は日米のプロジェクトで。▽中国に対する正しいメッセージを伝える協力を――はたして過去のリーダー達は米をして、実現させようと提言、賛同や支持を得て来たか。
ネタニアフ・イスラエル首相の徹底攻撃でふり上げた腕の下げ時と下げどころを失ったトランプ氏に対し、「戦(いくさ)を止められるのは、世界であなたしかいない」という殺し文句。これはもう政治的なかけ引きどころではなく、現在までの政治家として磨かれた「能力」がこうさせたのでは。加えて側近として帯同した茂木外相、赤沢特任大臣の高市を支える閣僚の働きも。
トランプ大統領の「外交」は、脅威をあおって外交交渉より、その解決策は即武力行使であり、「朝令暮改」をくり返す。就任から国内外を問わず、多くの若者たちの血を流しつづけた。対ベネズエラの急撃、イラン戦の当初米軍人が犠牲になった。イラン国民の多くが巻き添えとなった。血を流しつづける政治は諸国のリーダーから背を向けられる。
日米同盟は戦後80年の歴史の上に成り立つ。だからこそ是々非々のフィルターを大切にしなければならない。幸い米・イラン両国のリーダーが、日本に耳を傾けている。今こそ中東和平の推進役としての役割を担うべきでは。積極的な平和外交の舞台は中東にある。米国は今年で建国250年になる。2千6百年を越した我が国の10分の1の時間で世界一になった。まだまだ「後輩」ではないか。
(陽)
