
山頂を目指した

山開きをテープカットで祝った
別府市と由布市にまたがる由布岳(標高1583㍍)で10日午前9時、山開き祭が開催された。両市で構成する由布岳観光協議会主催。
由布岳は「豊後富士」と呼ばれ、阿蘇くじゅう国立公園内にある。山頂では九重山、祖母山、阿蘇山などが見え、ミヤマキリシマなどの四季折々に様々な顔をみせ、多くの登山家に愛されている。別府市と由布市が交互に事務局を務めており、今年は別府市が担当。
山開き祭では、朝早くから県内外から多くの登山愛好家が訪れた。外国人登山者の姿もあった。午前8時半から、記念品が配られ、登山口入口では、スーパーボランティアの尾畠春夫さんが登山者に杖を手渡して「頑張って!」と大きな声で見送った。
9時から安全祈願祭が執り行われた。佛山寺の足利能彦住職による読経が行われ、阿部万寿夫別府市副市長、古長誠之由布市副市長、小野正明別府市議会議長、佐藤孝昭由布市議会議長、渡辺修武大分県観光局長、遠山実大分県東部振興局長らが護摩木奉納を行い、シーズン中の無事故を祈願。
阿部別府市副市長が「いよいよ、山シーズンがやってきました。1年を通して訪れる人を魅了する、まさに名峰。登山のあとは、世界一の湯布院温泉と別府温泉で疲れを癒してほしい」。古長由布市副市長は「由布岳は、稜線のやわらかい姿が美しい山。頂上からの展望は抜群。眺めてよし、登ってよし、景色よしの魅力を満喫し、心のパワーを充電してもらえればと思います」とそれぞれあいさつ。
来賓の小野別府市議会議長が「四季折々の美しい姿を見せてくれ、豊後富士と呼ばれるにふさわしい山。全国から多くの人が訪れる、人気の山です。すべての登山者が安全に楽しく登れるように願っています」と祝辞。テープカットをして本格的な登山シーズンの到来を祝った。
登山口入口では、陸上自衛隊湯布院駐屯地による豚汁が振る舞われたり、音楽演奏もあった。汗ばむ陽気の中、参加者は気持ちのよい汗を流して登山を楽しんだ。
