清島アパートトークイベント

トークイベントに出席した
入居者8人
清島アパート内を見学し、
アーティストが作品などを説明した

 NPO法人BEPPU PROJECTはアーティスト・クリエイターの居住・制作の場「清島アパート」入居者によるトークイベント「こんにちは、清島アパートです。~2026~」を14日午後3時、レンガホール2階多目的ホールで行い、40人が参加した。
 トークイベントは、入居者の▽渡邊李佳さん(24年に入居)=映像・立体作品やパフォーマンス、参加型作品など、様々な形態を用いて帰属意識と非帰属意識の境界を探求。作品制作という実践を通じてその断面により近づこうとしている▽下浦萌香さん(2025年に入居)=共通の目的や地域などによって結びついた人々が集まる場に関心を持ち、その場に刻まれた記憶と鑑賞者の個々の記憶が交差し共鳴する作品を展開▽東智恵さん(21年に入居)=大分を拠点に活動する画家。女性像や植物を主題に、記憶や時間、存在の揺らぎを探求する。滲みの技法や繊細な色彩を用い、変化の本質を描くことを試みる▽平棚生さん(25年に入居)=「ひらたなお」という与えられた名前の枠組みの中で活動名に当て字をあてて遊んでいる。拾集物や言葉、身体などの仮留めされた断片群を仮配置しながら、その都度生じるもの同士の結びつきを観察▽Bree Castleさん(26年に入居)=民話の象徴、ノスタルジックなイメージ、異次元への昇華などの要素に深く根ざす作風▽CODOMO GIURAさん(26年に入居)=彼女は、恐怖、痛み、苦痛、悪徳、彼らに正装であいさつしにいく。作品は今日の感覚に浸り、生死を思い出す儀式。彼女たちは、集めたものを手放し、枯淡や詫びに興じるデザイナー▽Tristan Tenneryさん(25年に入居)=油彩やドライメディアを用いた具象作品を中心に制作しており、多く手がける人物画には表現主義への関心が反映されている▽東京ディスティニーランドさん(23年に入居)=吟遊詩人。舞台俳優、旅芸人を経て別府に。最短1分~最長15時間の一人芝居を123個持つ。観客の「望み」と演者の「願望」が奇跡的に合致して即興の物語を生み出したり大失敗したりする。清島アパートのアトリエを改造し「今夜は夢を見ないで劇場」と命名―の8人が順番に登壇しあいさつを兼ねてこれまでの活動と今後の展望を紹介した。
 終了後、清島アパートの見学ツアーを行い、入居者が案内し、説明した。