「#別府エール飯」始動

 別府市と一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINK(ビービズリンク)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のために落ち込んだ賑わいを取り戻そうと、経済対策プロジェクト第1弾「別府市民11万7000人のテイクアウトプロジェクト『#別府エール飯(めし)』」を18日からスタートした。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの人が外出を控えて、不特定多数の人が長時間同じ空間で過ごすことを避けている。これにより、市内の旅館・ホテルを含む飲食を提供する施設は、来店客や宴会予約が大幅に減少している現状がある。店で飲食をすることが敬遠されるなら、発想を逆転させて「テイクアウト」という形で応援しようというプロジェクト。
 テイクアウトであれば、飲食を提供する施設は自信を持って商品情報を発信することも出来るし、市民や観光客も気軽に別府の「食」を楽しむことが出来る。それにより、町全体の活気を取り戻す機会を作りだそうというもの。
 多くの店舗が客足が遠のくことで、苦境に立たされている。こういう時期だからこそ、新たなチャレンジをしようという店舗もあり、このプロジェクトによって、普段は店内飲食のみだった店が、テイクアウト商品を開発しようという機運もある。
 市民はテイクアウトした商品の投稿記事や写真に「#別府エール飯」とハッシュタグをつけて、個人のインタスラグラムやツイッター、フェイスブックなどのSNSに投稿してもらう。飲食店は、メニューを紹介する投稿記事や写真に同じく「#別府エール飯」をつけて、店舗のSNSに投稿する。21日からは、特設サイト(http://www.beppu-yell-meshi.com)を開設して、情報を集約する。プロジェクトの問い合わせは観光課(電話21・1128)へ。

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