
立命館アジア太平洋大学(APU)のサスティナビリティ観光学部の専門実習「別府まちづくり」一般公開講義が15日午後2時、こもれびパーク交流サロンで開催された。学生、一般合わせて約90人が参加した。
専門実習では、後藤寛和別府市自治連携課長補佐兼地域連携係長を非常勤講師として迎え、春セメスターで13回行われ、19人の学生が履修した。阿部万寿夫副市長をはじめ、市職員もゲストティーチャーとして講義を行った他、実際にまちに出て現地を見て回った。14回目は、これまでの授業のまとめとして、「自分が実践したい取り組み×別府」をテーマに、プレゼンテーションを行った。
久保隆行学部長が「専門実習はいろいろありますが、モデル的な授業だと思います」とあいさつ。学生は5つのグループに分かれて、地域の課題をあげて対策などを提案。▽別府温泉 朝風呂プロジェクト=若者の温泉離れや共同温泉の減少などを課題に、学生にアンケート調査を行い、デジタルのスタンプカードを作って、人が比較的少ない朝に温泉に入り、スタンプを貯めて特典をつける
▽別府まち探検ツアー=ワンダーコンパス別府の協力をもらいながら外国人観光客にアンケート調査を実施。別府の魅力を伝えるツアーを提案▽亀川チャレンジカフェ=JR亀川駅周辺に観光客らが滞在できる場所が少ないと感じ、日替わり店長などでリスクを軽減してカフェを運営
▽共同温泉の持続性=外国人留学生が地域に溶け込む環境づくりのため、温泉インカレを提案。また、人を呼び込むため「こびとづかん」とのコラボイベントなど▽APUマルチカルチュラルウィークin鉄輪=多国籍なAPUの特徴を、学内だけではなく地域へ広げる。ナイトタイムエコノミーの活性化で日没後の鉄輪を盛り上げる、とそれぞれ発表をした。
会場からは「若い人が共同温泉に入らないのは、シャワーがないからだと思う」「比較的熱いからでは」「課題と対策を考え、ここまで発表ができることに感動した」などの意見が出た。
