JR別府駅に社員メッセージ掲げる

JR別府駅に綴られている社員一同のメッセージ

 JR別府駅(甲斐裕明駅長)は12日から、改札口前に社員一同から「元気でいこう」のタイトルで駅利用者へのメッセージを掲げている。
 新型コロナウイルスの影響で、観光客の減少が2月中旬から始まり、3月に入ると一気に減ったという。しかし9日以降、若い人が多くなり、話を聞くと卒業旅行で海外や都心などに行く予定を変更して来別していることが分かった。これを朝礼で社員に伝えると「観光客だけでなく、別府駅利用者に対しても感謝を伝えよう」という声が出た。
 メッセージは「いつも別府駅をご利用くださいましてありがとうございます。お客さまの姿が徐々に減っていくにつれて駅そして街は次第に元気を無くしています。そのような状況の中で、別府にお越し下さるすべてのお客さまに感謝の気持ちをお伝えし、せめて『私達だけは!』と元気よく皆さまをお迎えできるように心がけております。通勤通学のお客さま、朝早くから夜遅くまで毎日ご苦労さまです。皆さまが不安なく安心して過ごせる日が一日でも早く戻ることを祈りつつ、私たちも精一杯努力してまいります。ご旅行中のお客さまへ、湯の街別府をこの機会に是非ごゆっくりご堪能ください。身体だけでなく、心もしっかり温まりますよ!お戻りの際は、どうぞお気をつけて、また別府にお越しくださるのを心待ちにしております。別府駅社員一同」。新型コロナウイルスの暗いニュースが続くなか、心癒されるメッセージだ。

コメントを残す