「春の全国交通安全運動」(15日まで)の初日となる6日午前7時半、早朝一街頭啓発活動が市内の主要交差点などで行われた。県交通安全協会別府支部地域分会、職域分会など多くの会員がマスクを着用し、間隔を取っていた。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、活動実施を各地域分会に一任しており、これまでにない形の運動初日となった。
石垣西7丁目の大分みらい信用金庫石垣支店前の交差点は、市立石垣小学校の通学路で、車の通行量は多い。県安協別府支部石垣地域分会(首藤正喜分会長)の10人以上の会員が黄色いハッピやベストを着て目立つ服装で立ち、横断歩道を渡る生徒や通勤者と車の間に「横断中」と書かれた黄色い旗を差し出し安全を確保した。また、須田真統大分みらい信用金庫石垣支店長ら10人を超える行員も「交通安全」「全席シートベルト」「守ろう交通ルール」などのプラカードを持ち、信号停止中のドライバーに呼びかけた。
首藤石垣地域分会長は「この交差点は、道幅が広く交通量も多い。ドライバーは無理せずイエローストップをし、歩行者は無理な横断はしないようにしてほしい」と話した。