コロナに負けるな別府っ子

 別府市社会福祉協議会(会長、長野恭紘別府市長)は、新型コロナウイルス感染症の影響で、保護者の収入減少などにより児童・生徒の活動に必要な道具や図書の購入に支障をきたすことがないように「“コロナに負けるな別府っ子”応援特別事業」を行っている。市民からの寄付で運営している「別府っ子応援基金」を活用した、社協の独自事業。
 これまでも、「別府っ子応援事業」として活動支援を展開しているが、今回は、市内在住の人で新型コロナの影響を受けて主となる生計中心者の減収や失業等により助成が必要と思われる児童・生徒が対象となる。
 入学や新学期を迎えているが、別府市内ではいまだに小中学校は再開されていないのが現状。今後、学校が再開された時に保護者の収入減などで活動に必要なものが購入できないケースもあると予想される。そのため、スポーツや文化芸術活動、学習などの道具や図書の購入費の支援を行うもので、小中学生1人につき1万円を支給する。
 申請は、申請用紙に必要事項を明記して振込口座の写しと支援対象者全員の健康保険証の写しを添付して直接窓口か郵送で受け付ける。申請書は社協のホームページか社会福祉会館または北部コミュニティセンターで。
 手続きは簡単にしてプライバシー保護と子どもの人権等に配慮しながら、審査を簡略化。決定通知は送付せず、決定次第、指定された口座に振り込みを行う。申込期限は6月30日まで。
 問い合わせは社協(電話26・6070)へ。

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