日出町に弱酸性次亜塩素酸水贈る

別府中央RCの西馬会長(中央)、佐藤政明さん(左から2人目)が
日出町に手渡した

 別府中央ロータリークラブ(西馬良和会長)は新型コロナウイルス感染拡大防止等の一助にと除菌に優れた弱酸性次亜塩素酸水(1箱20㍑)10箱、非接触型体温計1台を13日午後1時半、地域社会奉仕活動の一環として、日出町に送った。別府中央RCの西馬会長、製品を取り扱う佐藤政明さん、日出町から本田博文町長、池田淳子町議会議長らが出席した。
 本田町長は「新型コロナウイルスの感染者が42人(13日当時)が確認されており、町民も不安に思っています。対策本部を設置して、感染拡大防止などの態勢をつくり、備えています。除菌効果水を役立てていきます。皆さんの志を無駄にすることなく、消毒をして、町民に安心感を届けたい」とお礼を述べた。
 弱酸性次亜塩素酸水の説明をした佐藤さんは「別府市民として、大分県民として、どういう風にしたら活動すべきか考えました。2012年から旅館などで使っています。日出町では感染者が出ていませんが、感染を食い止めるためにも、ウイルスを例えば公共施設の日出町庁舎内に入れないことが重要。来庁者が庁舎内に入る前に、靴の裏も含めた全身に噴霧していただければと思います」と話した。
 今回贈呈された弱酸性次亜塩素酸水は、町内各所で使われるという。
 佐藤さんは、別府市鶴見の経営している会社で弱酸性次亜塩素酸水を取り扱っており、3月に別府市に贈っている。別府市は市立幼稚園に配付している。

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