別府警察署は11日午後2時33分、大分市金池町2丁目の会社役員、川野行男容疑者(69)を詐欺の疑いで逮捕した。
調べによると、令和元年9月18日ごろ、別府市内の女性パート従業員(73)に対して、女性宅を購入する希望者がいないにもかかわらず、女性に自宅売却手続費用を支払う必要があるように装って「売却手続を進めるためには手続費用を支払う必要がある」とうそを言い、現金15万5千円をだまし取った疑い。
川野容疑者はリフォーム工事などを営む会社の取締役で、女性は顧客だった。川野容疑者は女性から令和元年8月から令和2年1月まで、約20回にわたり計約300万円の交付を受けたとみて、捜査している。
容疑を認めている。