小学校自校式給食を続けて!!の声を広げる会(竹本こまき代表)は3日午後4時、別府市議会に小学校での自校式給食を継続するよう求める請願書を提出した。
同会は昨年11月から署名活動を行っており、市議会議長ら宛てに1万1850人分を集め、請願書とともに手渡した。これまでも勉強会を開くなど活動をし、学校給食を考えるシンポジウムも開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。
竹本会長ら7人が市議会を訪れ、安達勤彦議会事務局長に手渡した。竹本会長は「私も3人の子どもを育て、子どもたちは給食が大好きだった。市教委の説明会の参加者は少なく、十分に周知されていない。署名を始めて2カ月足らずで1万人超となった。知恵を絞って自校式を残してほしい」と話し、議会でこの問題をもっと審議するように求めた。
他の出席者も災害時に避難所となる学校に調理場があることの意義や顔の見える食育の大切さについて訴えた。請願は、6月の別府市議会定例会で審議が行われる。