JAべっぷ日出直販協議会ブランド野菜

早朝からホワイトコーンの収穫をする安部さん
真っ白な粒が並び甘さバツグンの
ホワイトコーン「白雪姫」

 JAべっぷ日出直販協議会は、直販所の活気復活を目指し、今年からブランド野菜に取り組んでいる。その第1弾として白いスイートコーン・クリスピーホワイトを26日から「白雪姫」として販売を開始した。
 ホワイトスイートコーンは風に強く、風で倒れる被害がほとんどない。実は白く美しく、糖度は15・5度から16度とかなり甘い。生でも食べることができ、かじった瞬間にシャキっとした食感と共に、みずみずしく甘い味が口いっぱいに広がる。その味は、梨のようで、とてもフルーティ。糖度の上がる早朝に摘み取り作業が行なわれる。
 「白雪姫」栽培に取り組んでいるのは、安部(あんべ)敏彦さん、阿南節夫さん、帯刀直さん、帯刀勝己さん、工藤茂美さんの5人。2本セットで300円。JAべっぷ日出の旬の館日出店でのみ販売する。
 安部さんの畑では5㌃に1500株のホワイトコーンを植えており、午前5時から収穫を開始。大きく実った「白雪姫」を次々と収穫し、中の白い実が見えるように皮の一部をむいて、キレイにラッピングした。どのコーンもびっしりと実がつまってきて、かなりの出来映え。安部さんは「普通の黄色いスイートコーンは15年ほど作ってきたが、一昨年、友人からホワイトコーンの話を聞き、昨年、試作品を作ってみたらとても良かったので、本格的に栽培をすることにした。鮮度の高いその日のうちに食べてもらいたい。多くの人に日出を訪れて、『白雪姫』を食べてほしい。今後は、手で皮がむける赤カブ『もものすけ』の栽培にも挑戦したい」と話した。出荷・販売はこれから2週間ほど、毎日行なわれる。

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