地域密着で積極的に

川上副市長から任命を受ける農業委員

 別府市農業委員会は、任期満了に伴う改選により、令和2年第1回臨時総会を開いた。新任3人を含む7人が任命された。任期は3年。
 はじめに任命式があり、川上隆・別府市長が1人ひとりに任命状を手渡した。
 引き続き臨時総会があり、川上副市長が「2月頃から、新型コロナの影響がずっと続いていて、先が見通せない中での豪雨で、別府の農地もかなり被害を受けています。復旧は急を要するもので、県と連携して迅速に対応したい。農業を取り巻く環境は、高齢化や後継者不足などによる放棄地など、厳しいものがあります。別府の農業を引っ張る皆さんの役割はますます重要となります。農地を守ることが地域を守ることにつながると思っています。今後とも、よろしくお願いします」とあいさつ。
 議事では、会長に久保賢一委員を選任。久保会長が「身の引き締まる思いで、責任の重さを感じています。4期目となりますが、皆さんの協力で円滑に運営していけるようにしたい。新型コロナで事業者は多大な影響を受けていますが、農業関係についても例外ではありません。農地パトロール等で地域と積極的に関わり、地域密着でやっていきたい」とあいさつをした。会長職務代理者には齊藤孝一氏が選任された。農地利用最適化推進委員7人を選任した。
 農業委員会は昨年、当時の会長が贈収賄で逮捕(不起訴処分)され、倫理規定を作ったり研修をするなど、委員としてのあり方を全員で再認識する場を設けてきた。新しい委員も加わり、久保会長も「市民の信頼回復に努めたい」として、新たな気持ちでの再出発となる。各委員は次のとおり(敬称略、順不同)
【農業委員】星野賢一、久保賢一、佐藤進蔵、小畑義宏、齊藤孝一、後藤利夫、藤内宣幸
【農地利用最適化推進委員】彌田和好、安藤公陽、原年江、田中隆司、大野泰徳、安部憲次、園田喜久男

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