別府市農業委員会は5日午前9時、総会を前に農地利用最適化推進委員7人に対して委嘱状を交付した。委員は農業委員会が7月20日の臨時総会で選任した。
久保賢一会長が1人ひとりに委嘱状を手渡して「各地で前例のない局地的な豪雨や新型コロナなどで生活様式や農業も含めて経済的に大きな打撃を受けています。また、農業を取り巻く環境は、高齢化や担い手不足による耕作放棄地の問題など厳しい状況が続いています。現場の声に耳を傾けてほしい。皆さんの活動は、地域づくりにおいて重要な役割をお願いすることになります。成果をあげるためにも、農業委員会と二人三脚で取り組むことが大事だと思います。別府の農業のあるべき姿の実現に向けて、尽力してほしい」とあいさつをした。
農地利用最適化推進委員は7つの地区ごとに担当を受け持ち、農地利用の最適化について取り組む。