別府市軟式野球連盟(後藤一彦会長)が野球道具などを支援しているスリランカの野球少年たちがこのほど、宮崎県で開催された東アジアU15の大会に出場し、別府市役所を訪れた。
スリランカ出身で立命館アジア太平洋大学を卒業し、国際審判の資格を持つスジーワさんとの交流がきっかで、13年ほど前から年1回、使われなくなったグローブやバット、ボールを送り続けている。スリランカの子どもたちは、その道具を使って、練習をしたり試合に臨んだりと野球を楽しんでいるという。
九州での大会に出場するに当たり、これまでの交流の感謝の気持ちを伝えたいとスジーワさんと一緒に子どもたちも訪問。後藤会長も同席した。
応対した川上隆・副市長は「別府とスリランカがこうやってつながっている。別府市軟野連の1つの取り組みが、スポーツを通じて花開いたもので、とてもうれしく思います。それが、今でもつながっているのというのは、素晴らしいこと。これからもよろしくお願いします」と話した。