大分県立別府翔青高校(阿南典久校長)は令和2年度オープンスクールを12日、同校体育館などで行った。今回は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、午前と午後に分けて行い、中学生531人、保護者、引率教員の合計約700人が参加した。
オープンスクールの目的は、体験授業などを通じて、教育環境や教育方針などを詳しく知ってもらう機会として設定しており、地域に開かれた学校となるため、その要請に応える第一歩と位置づけている。
午前の部の開会式を午前8時50分から第1体育館で開催し、阿南校長が「別府翔青高校は体験活動と体験学習が多くあります。知識だけでなく体験するため、海外に行ったりします。部活動も盛んで、自分のやりたいことを見つけて下さい。今日のオープンスクールを楽しんで下さい」。
為成俊介生徒会長(17)は「きょうのオープンスクールで、私たちが普段受けている授業の体験や学校紹介があります。今年のオープンスクールは、コロナウイルスの影響で午前と午後に分かれているという例年と違います。今日のオープンスクールを通して、皆さんの進路の一つに別府翔青高校が入れば嬉しいです」とそれぞれあいさつした。
続いて、学校説明会として、学校紹介のビデオを見て、グローバルコミュニケーション科、普通科、商業科の各科主任が学科説明を行った。
その後、体験授業として中学生は各教室に移動し、「伊勢物語を読む」(国語)、「戦国の三英傑~信長・秀吉・家康~」(地歴)、「Join us~GC科の授業を体験してみよう」(英語)、「習字≠書道」(芸術)など14教科を受けた。
体育館に移動後、生徒会が学校行事を紹介し、吹奏楽部と書道部が未来の後輩に対してパフォーマンスをした。
オープンスクール閉式後、希望者は部活動を見学した。
午後の部は午後0時20分から、同様に行われた。