別府市議会の予算決算特別委員会(黒木愛一郎委員長)は、4日午後1時から総括審査を再開した。
午前中、質問の途中で休憩に入った小野正明氏(自民新政会)の質問から再開して、小野氏は、市税の状況や水道事業会計における人件費と労働生産性などについて考えを質した。
平野文活氏(日本共産党議員団)は、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKへの経費と事業委託について「人件費などを市が負担し、6つの事業1億1200万円余りを委託している。現状は、市役所丸抱えの組織」とし、4「B」i事業について「販路拡大と人材育成の委託をしている。実績はどうなっているのか」と質問。
内田剛・共創戦略室長が「新しいみやげ物として開発したものの販売支援をし、売上は9454万円となっている」などと説明。
平野氏は「稼ぐ別府の要の組織だと思うが、9人しか職員がいないのに、これだけの事業を請けられるのか。多くを再委託しているのではないか」と指摘した。他にも、国民健康保険事業特別会計などについても質問をした。