鶴見小6年が留学生とオンライン交流

インドやインドネシアの歴史や文化を学んだあと、児童が英語で日本文化を紹介した

 令和2年度別府市グローバル人材育成推進の一環として行っている、小学生大学キャンパス体験学習が市立鶴見小学校6年生91人を対象に行われている。クラスごとに3回に分けてオンラインでつないで立命館アジア太平洋大学(APU)の留学生と交流をしており、2回目となる12日午前10時40分からは、2組の30人が参加した。
 参加した留学生は、タナさん(インド出身)、シバニさん(同)マルさん(インドネシア出身)の3人。タナさんが、インドに行くには飛行機で10時間以上かかることや、国土や人口は日本の約10倍であること、民族衣装、食事などについて紹介。スワヒリ語で「こんにちは」と「ありがとう」をみんなで覚えた。
 シバニさんは同じインドでも南地方の出身で、スンダ語で「こんにちは」と「ありがとう」を教えた。スパイスを使って作るビリャーニが有名で、多くの料理に使われていることなどを説明した。
 マルさんは、インドネシアには1万7504の島があることや場所によって伝統衣装や伝統的な楽器も違うこと、日本と同じで毎日お米を食べることを話した。
 3人の話を聞き終わると、今度が児童が日本の文化を紹介。花火やだんご、せんべいなどの和菓子、着物などを英語を使って説明をして、お互いの文化について学んだ。

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