別府市議会の予算決算特別委員会(黒木愛一郎委員長)は、10日午前10時から委員会を開いて、上程中の平成30年度決算について表決を行った。
予算と決算の循環性を持たせるため、全員で審査を行っており、4日に総括、5日に個別審査を行った。
一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計については認定に一部異議があったため、挙手により認定。
競輪事業特別会計、公共用地先行取得事業特別会計、公共下水道事業特別会計、地方卸売市場事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、水道事業会計については全会一致で認定した。
長野恭紘別府市長が「指摘を受けました事項、ご意見はこれからの予算編成や予算執行において、各部長を中心に十分に協議、検討するように指示していきます」とあいさつ。
黒木委員長も「当初予算との循環性を図るとともに、意見を次年度の予算に反映させることを目的に、審査を行うとともに、前年度の委員会報告に対する取り組みを審査してきた。議会としてのPDCAサイクルの確立と慎重かつ適正な審査が出来たと思う。執行部には、各委員からの指摘や要望事項を真摯に受け止め、残りの予算執行、新年度の予算編成に取り組んでほしい」とした。