令和3年の幕開けは穏やかな好天に恵まれ、1日の八幡朝見神社は多くの初詣客が訪れていた。今年も、例年使っていた旧西小学校グラウンドが工事で使えず、温泉プール跡地とべっぷアリーナ東側駐車場を臨時駐車場とした。また、新型コロナウイルス感染症防止対策として、初詣の分散を呼びかけており、昨年12月26日から今年2月12日(旧正月)まで受け付けている。
家内安全、交通安全、商売繁盛、恋愛成就などを祈念して参拝したあと、破魔矢・熊手・お守りなどを買ったり、おみくじを引いたり、家族で記念撮影をしていた。また、久しぶりに帰省した友人と一緒に初詣をしたり、久しぶりの再会を喜ぶ姿などがあった。
家族で来ていた市内在住の小畑富優菜さん(8)は「新型コロナウイルスのせいで、給食を楽しく食べれなかったし、マスクがイヤだった。今年はみんなと仲良く一緒にいたいし、楽しい年にしたい」。
妹の晴優菜さん(5)は「今年はなわとびを頑張りたい」。
愛菜さん(2)は「みんなと仲良く、笑顔の年にしたい」と3姉妹の声。
市内在住の甲斐正司さん(77)は「昨年は新型コロナウイルスで思い通りの行動や町内行事が出来ず、残念な年だった。今年は、新型コロナを乗り越えて昨年の分も取り返したい」と述べた。
八幡朝見神社の神日出男宮司は「昨年12月28日から参拝する人が来ており、分散傾向にある。丑年なので、牛歩のようなゆっくりした出だし。コロナ禍の中でも来てくれる参拝者を見ると、朝見神社は本当に多くの皆さんから愛されているんだと改めて感じた」と話していた。