1年で最も寒い時季のまん中にあたる「大寒」の20日、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINK(阿南寿和理事長)が、手軽に温泉を楽しめる薬用入浴剤「別府温泉湯の花」を、離れている人に温かい気持ちを送ろうと販売開始した。新型コロナウイルス感染症の予防啓発ギフトの1つ。
全国で感染拡大が止まらない新型コロナで、多くの人が旅行が出来ない状況が続いている。離れている今だからこそ「はなれていても、あったかい。」のメッセージを届け、コロナ収束後には、別府を訪れてもらいたいという気持ちを込めて開発した。
湯の花はパックになっており、2回分で税込み380円。送りたい相手の住所を書いて120円切手(別売り)を貼れば、そのままポストに投函することが出来る。トータルで500円のワンコインとなる。
パッケージには、相手へ気持ちを込めたあたたかいメッセージも書き込めるようになっている。JR別府駅構内の観光案内所ワンダーコンパスや通販で購入できる。売上金の一部は、「別府市新型コロナウイルス感染症おもいやり基金」に寄付され、コロナ対策経費として使用される。
ワンダーコンパスは午前9時から午後6時まで営業している。ネット販売は、ビービズリンクのウェブサイトから見ることが出来る。販売は、新型コロナが収束するまで。
ビービズリンクでは、これまでも温泉マークを離して配置して「人と人の距離」を表した「ソーシャルディスタンシング」のロゴを作り、マスクやバッグ、パーカーなど様々なグッズを作り、感染予防を呼びかけている。