市内の13幼稚園で384人が卒園

修了証書を受け取る園児

 別府市内13幼稚園(東山を除く)で19日、修了式(卒園式)が挙行され、384人が巣立った。
 境川幼稚園(勝河馨園長、境川小学校長兼任)では第55回修了式が午前10時、同園ホールであり、46人が新たな一歩を踏み出した。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、保護者は1人のみが出席。マスク着用の上、入口で手指消毒と検温を行った。
 大きな拍手が鳴り響く中、園児が入場した。修了証書授与では、園児が一人ひとりの名前が呼ばれると「はい」と元気よく答え、勝河園長が「おめでとう」と言いながら手渡すと、園児は「ありがとうございます」と答えて受け取った。
 勝河園長が「『おじかアスレチック』では、みんなで励まし合う温かさを感じました。たくさんの行事や体験を通して、皆さんは大きく成長しました。4月からは小学校一年生です。お友だちをたくさんつくってお勉強にも頑張って下さい」と式辞を述べた。
 1年間の写真がスライドショーで流れる中、園児が思い出を披露した。その後、保護者の拍手の中、園児が退場した。