大分県が健康寿命延伸のために取り組んでいる健康アプリ「おおいた歩得」の令和2年度第2回健康経営事業所対抗戦の東部保健所管内の表彰式が18日午前10時、大分県東部保健所3階大会議室で行われた。
「おおいた歩得」は、歩数やウォーキングなどのイベントに参加したりミッションをクリアするとポイントがもらえて、ポイントがたまると県内の協賛店で特典を受けることが出来るアプリ。
健康経営事業所対抗戦は、県内の企業で5人以上のグループを作り平均ポイントを競うもの。1月4日から2月28日まで行われた令和2年度第2回には、183チーム、1546人が参加した。
表彰式は、県内第1位に輝いたアルキメデス太(オムロン太陽株式会社)をはじめ、9位のつくみみかん(中村病院)に表彰状が贈られた。また、70位の巴2020(中村病院)、110位の案内人なかむら(同)にも贈った。
内田勝彦所長が、表彰状や記念品などを手渡して「管内の皆さんの成績は良く、今回も1位を取りました。国を挙げて健康寿命増進をしています。職場の中で健康に留意する事業所が増えることを願っています。今後も健康に留意する事業所でいて下さい」とあいさつした。
各チームが取り組みについて話した。優勝したアルキメデス太の佐々木和宏さんは「昨年は繰り上がりで1位でしたが、今回は正真正銘の1位。コロナ禍なので、感染症対策をしながらの活動でした。活動を通して、業務では関わらないメンバーと、一緒に活動するなどコミュニケーションを図ることが出来ました。対抗戦が終わって少し寂しい気分があります」。
佐藤真理子さんは「温泉はもちろん、いろんな飲食店を巡りました。人の少ない時間を狙っていくなど工夫しました。とても楽しかったです」。
工藤香織さんは「大分県内のいろんな場所を巡りました。楽しかったですが、今は少し寂しいので、次もこのような機会があれば、参加したいです」。
中村病院を代表して出席した木戸祥陛さんは「中村病院は16チーム97人が参加しました。時期を合わせて『院内対抗戦』も行っており、院内のメンバーでも競い合うことで、今回は3チームが受賞しました。今後もこのような活動を通じて、健康づくりにつながるような『歩得』を利用していきたい」とそれぞれ話した。