大分県と大分市は1日から5日までのゴールデンウィーク中、3091件のPCR検査等を行い、5日間で合計244人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日52人、2日43人、3日53人、4日44人、5日52人で、2人の死亡も確認された。県内の感染者は2千人を超え、2099人となった。
感染経路をみると、不明者が100人と最も多く、次いで家族66人、職場33人、知人18人、施設9人、県外7人、飲食店の利用とカラオケ関連が各5人、会食が1人となっている。大分市内のホストクラブでのクラスター(集団感染)も確認されている。GWで人の往来も多かったことが考えられ、休み明けの職場での感染対策などについて注意を呼びかけている。
別府市は33人が感染。感染経路不明が13人と多く、次いで知人8人、職場6人、家族5人、カラオケ関連1人となっている。また、別府市は、温泉課の職員が感染したことを公表し、6、7日は温泉課の業務を縮小して行うとしている。
大分市は154人、日田市17人、由布市16人、佐伯市8人、臼杵市、津久見市、県外が各3人、宇佐市2人、竹田市、九重町、日出町、豊後大野市、玖珠町は各1人となっている。