別府市教育委員会は18日午前10時から、オンラインで令和3年度家庭教育学級の合同開級式を行った。市役所には、関係者のみ数人が集まり、学級生はオンラインで参加した。
寺岡悌二教育長が「社会は激しく変化し、まったく予想が出来ません。自らの課題、地域の課題を自主的に考え、他者と協働しながらどう解決するかが求められています。生涯を通じて共に学び合い、成長し続けられることを祈念します」とあいさつ。
重岡秀徳学校教育課指導主事が「子どもたちの未来のために~生まれ変わった別府市の教育大綱~」と題して講演した。重岡さんは「自らが育っていく、その子なりに自分らしく生きてほしいという思いが込められています。自分らしく生きながら、お互いに自由を尊重し合わないと、自分勝手になってしまいます。今回の教育大綱では、子どもを主語に考えた。『何でだろう』という問いをたてることが大切。子どもの頃はしっかり遊ばせ、良いとか悪いとかではなく、何でと考えることが必要。大人は『どうしたの?どうしたいの』と聞き、自己決定を促すことが大切になると思う」などと話した。
引き続き、合同実行委員会となる「みんなでべっぷ子育てLabo」が行われ、朝日大平山地区公民館の高橋彰子家庭教育担当コーディネーターが昨年度の取り組みを紹介し、各地区公民館と中央公民館のコーディネーターが今年度の取り組みについて説明をした。