「秋の全国交通安全運動」(21~30日)に先立ち20日午前7時半、市内130の主要交差点に県交通安全協会別府支部(地域・職域)や別府地域交通安全活動推進委員ら約1300人が参加し、子どもの通学と通勤を守る早朝一斉街頭啓発活動が行われた。
荘園町の西別府病院東側交差点は、市立南立石小学校・鶴見小学校・青山中学校、県立別府翔青高校の児童や生徒が通り、通勤のマイカーや通学の児童と生徒を乗せた車が多い場所。県交通安全協会別府支部鶴見地域分会(松宮健太郎会長)の荘園分会員3人がそろいの法被姿で立ち、横断歩道を渡る園児・児童・生徒と車の間に「横断中」と書かれた黄色い旗を差し出し安全を確保した。
分会員が「おはよう、いってらっしゃい」とあいさつすると、児童らも元気よく「おはようございます。行ってきます」と返事をした。
田原康行荘園分会長は「車の右左折時、一部見通しの悪い場所がある。ドライバーと歩行者はお互いの動きに気を付けて、事故を起こさない、遭わないようにしてほしい」と話している。
今年に入って別府署管内の交通事故の犠牲者は1人で、前年同期と同数。
6月11日昼前、南立石で発生。普通自動車が約10㍍下の建設作業中の道路に転落し、運転していた高齢女性が死亡した。