別府市北浜おもてなしゾーンも開場

開幕戦の日本代表とロシア代表の試合を見て盛り上がる参加者
関係者がテレビのスイッチを入れて開場

 ラグビーワールドカップ2019日本大会が20日に開幕し、約3カ月にわたる熱戦がスタートした。
 別府市では、北浜公園と北浜1丁目エリアに「北浜おもてなしゾーン」として、非公式のファンゾーンを設定。20日午後5時50分、北浜公園で開場式を行った。
 阿南寿和副市長が「これまで、グラウンドの整備などをしてキャンプ誘致を進めてきて、皆さんのご尽力のおかげで4チームがキャンプをしてくれることになりました。いよいよ、世界中からファンから訪れ、別府の魅力をしっかりと発信していかなければいけません。試合を観戦しながら、大いに楽しんでほしい」とあいさつ。来賓の萩野忠好市議会議長も祝辞を述べた。
 川上隆・副市長、萩野議長、佐藤由布美別府警察署長、塩地奎三郎市自治委員会長、別府ラグビースクールの髙浪太一キャプテン(11)=朝日小6年=と幸明日香さん(11)=別府中央小6年=がテープカットならぬテレビのスイッチオンで開場を宣言。テレビが映し出されると、大きな拍手が起った。
 周辺には飲食や市町村のブースも出店し、訪れた人たちは飲み物や世界の料理を味わいながら、日本対ロシア戦を観戦。はじめに、ロシアが先制すると「あぁ!」という声が漏れたが、日本代表が攻める時には旗を振ったりメガホンで「頑張れ!」と言うなどして、大声援を送った。トライが決まるごとに「やったあ!」と大歓声が上がり、盛り上がった。
 北浜公園エリアは日本代表戦と大分会場での試合日に開かれる予定で、北浜1丁目界隈を「街中おもてなしエリア」として10月2、5、9、19、20日、北浜通り中央付近を「にぎわい集中エリア」として10月5、19、20日に行う予定になっている。

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