令和3年第2回別府市議会定例会は休会中の18日午前10時から、総務企画消防、観光建設水道、厚生環境教育の各委員会が議案審査を行った。
総務企画消防委員会(阿部真一委員長、8人)では、消防本部、総務課、市民税課、資産税課、財政課、自治連携課、防災危機管理課から出ている12件について審査し、1件の報告を受けた。
総務課が、旧慣による公有財産についての権利を廃止することについて「大字野田の市有地の売却に伴い、採草権を持つ採草組合に対して旧慣を廃止することの承諾を得ています」と説明。また、令和3年度市有地売り払い一覧が資料として配付された。
委員から亀川の市有地について「契約が済んでいるのか。亀川の件で、残地となっているが地域との話し合いはどうしているのか」と質問があり、牧宏爾総務課長が「すでに契約済。亀川駅前整備が終わり、未使用地となっている。平成29年に売却に向けて動いていたが、亀川出張所の移転用地に挙げられたが、出張所はあすなろ館に移転した。その際、地元と話をしていたので、今回改めて設けていない」と答えた。
採決を取り、消防本部1件、総務課3件、市民税課2件、資産税課3件、財政課1件、自治連携課1件、防災危機管理課1件は、全会一致で可決・承認すべきものとした。また、財政課が「別府市ネーミングライツ事業実施要綱について」を報告した。
観光建設水道委員会(三重忠昭委員長、8人)は5件、厚生環境教育委員会(荒金卓雄委員長、7人)は12件をそれぞれ審査した。
各委員会報告は29日に行われる。