社会福祉法人「べっぷ優ゆう」の絵画作品展が31日まで、大分銀行太陽の家支店(小幡恵子支店長)で開催されている。「べっぷ優ゆう」の作品展は初めて。開店時間は、平日のみで午前9時から午前11時、正午から午後3時まで。
今回は「べっぷ優ゆう」の紙すき班「手漉き紙工房ほこほこ」の19人が6月28日から7月21日までの前期28点、8月2日から31日までの後期は「花」「果物」など24点を展示している。
展示している利用者は「絵を描くのは楽しい。見てもらえて嬉しい。もっと描きたい」と話した。
小幡支店長は「多くの人が立ち止まって見ていて、中には写真を撮る人もいます」と述べた。
社会福祉法人「べっぷ優ゆう」は、障がいのある仲間の24時間や生涯を見据えた支援をめざしている。福祉サービスとして▽就労継続支援B型=通所している障がい者が日中活動として、他の仲間と交流することで居場所を発見し、自分にあった仕事生活のスタイル作りを支援している。クッキー作り、紙すき、メール便▽生活介護=個性を大切に軽作業や創作活動を通して集団活動や役割を学び、社会生活での自立をめざして一人ひとりに向き合った支援をしている▽放課後等デイサービス=障がい児の一時預かりをし、家族の負担軽減や子供の成長発達の見守りをサポート―の3つがある。