竹の美しさを広め、竹の可能性を広げたいという熱い思いをカタチにする竹灯りイベント「竹灯想伝―想いをカタチに。竹をめぐらせる―」が7月25日午後7時、日出町豊岡の創造空間kamenosで開催され、約100人が参加した。
竹の可能性を考えるために立ち上がった石井友子さん、平山文重さん、近井美桜さん(大分県立竹工芸訓練センター)、森田璃子さん(立命館アジア太平洋大学)、菅原衣織さん(元立命館アジア太平洋大学)、西村菜津子さん(立命館アジア太平洋大学休学中)の6人が、創造空間kamenosの下に広がる竹林から竹を伐採し、それぞれが竹作品として、竹灯籠、四海波、リングなど約80点を作成。はじめに来場者を火が灯ったロウソクを入れた竹灯籠が出迎え、室内では自由に触れる竹の楽器や龍の模型、建物裏では竹かごや「アリガトウ」と置かれた竹灯籠なども展示されていた。
6人を代表して菅原さんが「竹が多くの可能性を秘めていることが、今回のイベントで多くの人に伝われば。後世に語り継ぐため、続けて行きたい」と話した。
来場者は、それぞれの作品にスマートフォンやデジカメを向けながら「きれい」と言いながら撮影した。