別府市、杵築市、日出町で構成する別杵速見広域市町村圏組合(管理者・長野恭紘別府市長)は8月31日と9月1日に、秋草葬祭場設備等改修事業の工事完成の内覧会を業務終了後の午後5時から行った。
31日は長野別府市長をはじめ、本田博文日出町長、興田信一杵築市副市長、広域圏事務組合議会の杵築市、日出町の市・町議会議員11人が参加した。
秋草葬祭場は、昭和53年に開設され、老朽化等により、施設の長期的性能及び安定稼働性、耐用性の確保、高度排ガス処理施設による周辺環境への配慮を踏まえて、施設を運営しながら、改修工事を進めていた。工期は2018年2月から今年8月まで。設計と施工を一括発注するDB方式で行い、火葬棟、待合棟を改修、排ガス処理棟を新たに建設した。施工は、浦松・平野・安部勇・日産技術の特定建設工事共同企業。総事業費は約18億7千万円。
告別収骨室を5部屋作り、個室にして遺族が他の人の目を気にすることなく、ゆっくりとお別れ、収骨を行うことが出来るようになった。待合室案内板もデジタル化され、和室の他に洋室の待合室も準備し、車椅子でも利用できるようにした。亡くなられた方との最後のお別れの場として過ごせるように、配慮した。