一般財団法人青少年交流振興協会主催の「第19回エンジョイゴルフ・イン・大分大会」が6日、城島高原ゴルフクラブで開催された。
同協会は、スポーツを通じて青少年に夢と希望を与え、教育の振興を支援する活動の1つとして大会を開催している。
午前8時から、ジュニアゴルファーを対象とした実技指導が練習場で行われた。鈴木規夫プロをはじめ、草野忠重、城内陽次郎、杉瀬薫、弘井太郎、矢野佑介、吉原信次、稗田基樹、新海美優、大久保夢未、成松亮介各プロが参加。「ヒトの身体の使い方には4種類あり、それぞれが自分のタイプに適った身体の使い方を持っている」という「4スタンス理論」を展開している一般社団法人レッシュ・プロジェクトの廣戸聡一代表が協力。
はじめに、体を水平、垂直に保つコツを学んだ。鈴木プロが「コースを狙うには、まず準備が必要。体を水平に保ち、頭を動かさないことが大切。そうすれば、どんな場所からでも打てる。どんな態勢になっても水平を忘れないでほしい」とアドバイス。
ジュニア選手はプロの指導を受けながら、フォームのチェックや自分のクセについて知り、改善方法を学んだ。レッスンプロをしている祖父の影響で5年前からゴルフを始めたという諌山千尋さん(13)は「フィジカルトレーニングについてより深く知ることが出来ました。歩き方や頭を上下に動かさない、胸を張らないということを学びました」と話した。
この日は、一般124人、ジュニア30人、プロ10人の計164人が参加してラウンドをし、ゴルフを通じて交流をしながら、気持ちの良い汗を流した。